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今月のニコ生仕様の変化(新アプリとベータ版)とドワンゴに対する幻想

TwitterFacebookGoogleAmazon等々アメリカ発祥で世界規模のサービスはたくさんあります。日本もIT大国なのに世界規模のサービスは作れないのか。いや日本にはドワンゴのニコ生があるじゃないか。そんな風に思っていた時代がありました。

確かに動画生配信はより一般的になり、今後のインターネットの主体になっていくかもしれません。しかし配信サイトとしてのニコ生はいまいちぱっとしません。

音楽配信ツイキャスに奪われているし、ゲーム配信をしたいなら画質が足りません。一昔前ならなんでもあった配信のジャンルが狭まって行ってるように感じます。夜9時にトップページを開くと表示される放送数が全盛期の半分ぐらいになっています。ニコ生クルーズのタグをつけている放送も半分以下になりました。

何もしなければ盛り下がっていく一方なのに、運営はなぜ対策を打たないのか不思議でした。夏にバージョンアップするという噂を流しておいて、結局秋になり冬になり、そのまま過疎化は進んでいます。

先月から今月にかけて大きな動きがありました。新しいアプリのリリースとベータ版配信の登場です。

スマホ配信アプリが別アプリとなり、画質音質ともにかなりよくなりました。今までiPhoneのカメラやマイクの良さを完全に殺していたのが、ようやくまともなレベルに引き上げられたといえます。

ベータ版では384Kbpsから1Mbpsまでビットレートが向上しました。今後数年困ることがないレベルです。今は同時に100配信だけベータ版を利用することができます。おまけに一回延長できます。

まだ不満はあります。新アプリもベータ版も相変わらずコテハンという概念を持ちません。IDが分かるのでユーザーが勝手にコメントビューワーを使ってください、と言うスタイルです。

またアプリ配信だとタグが編集できない、よくわからない思想も引き継いでしまっています。少し頭の堅いところを感じます。

配信サイトがニコ生しかなかった時代ならそれでよかったかもしれません。でも今はツイキャスはあるし、ショールームもあるし、高画質のゲームをしたいならYouTubeがあるし、ニコ生はこんなに弱腰で大丈夫なのと思ってしまいます。

一方、動画のほうはYouTubeが盛り上がっていてニコニコ動画の存在価値が薄くなっています。ボカロみたいにニコ動発祥の文化も弱くなっている気がします。いま動画を作るなら私だってYoutubeにアップします。ニコ動に上げるメリットを感じません。

いまだに月額540円でやっていってるのが不思議なくらいです。ニコニコがGoogleTwitterFacebookと肩を並べるサービスになるなんて幻想だったかなと今は思います。