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【都市伝説】MVNOって人が増えると遅くなるの?

一部で当たり前のように語られる都市伝説で「MVNO格安SIMは人気が出て人が増えると遅くなる」という話があります。

そんなわけないじゃん、と私は思うのですがちょっと考えてみます。

◆一理あると思う所


たしかに経験的に一理あると思える部分もあります。

☆サービス開始直後は速いから
最初から遅かったら誰も契約しないので宣伝のためにも回線を強めにしてると思います。それに回線を買う量が段階性だとしたら最初は多めに設定するでしょう。逆に言うと新規サービス開始直後の速度は参考になりません。人が増えてから本番です。

☆回線増強はいつも遅れがちだから
サービス拡大に合わせて回線は強くなりますがいつもタイミングが遅めです。増強に時間がかかるのかギリギリまでコストを切り詰めてるのかわからないですけど、一時的に遅くなることがあります。ユーザーの都合には何も関係ないので迷惑の話といえばその通りです。

◆理論上


結局のところMVNOの速度って会社の方針です。利用者に対していくら仕入れるか、それだけだと思います。

ユーザーが100倍になったら収入は100倍になります。しかしコストは100倍になりません。回線の使用量は100倍になるかもしれませんが、ならない部分もあります。

たとえばアプリ開発費用はユーザー数に比例しません。ユーザーページの運用費だってユーザーが100倍増えたからって100倍にはならないものです。何人で使っても一緒です。

あとユーザーは多いほど利用者の行動は平均に近づきます。細かいことに左右されなくなるということです。野球に例えると1回しか打席に立たない人は打率10割もありえるけど、シーズン通して出場してたら平均に近くなります。

よくあるネットの測定記事の説明ができそうです。

・マイナーサービスは極端な値になりがち
・OCNやIIJmioなど大手は平均を維持している
・増強前は遅い

◆真実


ユーザーが増えると遅くなるという都市伝説を作ったのって結局のところ日本通信DTIじゃないでしょうか。どちらもMVNO黎明期には話題になりましたけど、2016年のいまは地味なサービスになってしまってます。この2社は遅いというより通信できないレベルでした。

それだけのことじゃないかなと思ってしまいます。